「横浜の森美術展7」オープニングまであと1週間

KyanSui JemsKiga ASADAYashiroIngridaWorkshop PartyKim

森へまた行ってきた。中山駅からバスと徒歩で25分、「横浜の森」はやっぱり遠いけど慣れてきた。作品の制作は先週より少し進展したようだけど、まだ全貌が見えてこない。オープンまであと1週間。

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[動画]Artists in Forest「横浜の森美術展7」公開制作はじまる

http://youtu.be/CEhIyblgIOg

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横浜の森美術展7

・公開制作      8.17sun~8.30sat

・オープニング    8.31sun 11:00~

・展示期間      8.31sun~10.5sun

・クロージング    10.5sun 10:00~

・アート森フォーラム 8.24sun 15:00~

・ワークショップ   9.7sun / 9.14sun / 9.21sun

会場:ズーラシアに隣接した公園予定地(詳細下記)

主催:GROUP創造と森の声

https://www.facebook.com/SouzoutoMorinokoe1997

http://blog.goo.ne.jp/souzoutomorinokoe

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昨年の「横浜の森美術展」レポートはこちらです。

https://takearteazy.wordpress.com/2013/11/07/forest-art-tour/

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アーティストは今、森の息吹を吸い込んでいる

スクリーンショット 2014-08-18 2.59.18 スクリーンショット 2014-08-18 2.57.00 スクリーンショット 2014-08-18 2.51.32 スクリーンショット 2014-08-18 2.50.28 スクリーンショット 2014-08-18 2.49.10スクリーンショット 2014-08-18 1.46.00スクリーンショット 2014-08-18 1.43.02 スクリーンショット 2014-08-18 1.37.06スクリーンショット 2014-08-18 1.36.08 スクリーンショット 2014-08-18 1.35.01 スクリーンショット 2014-08-18 1.25.55 スクリーンショット 2014-08-18 1.24.47スクリーンショット 2014-08-18 1.24.09 スクリーンショット 2014-08-18 1.20.35 スクリーンショット 2014-08-18 1.19.50 スクリーンショット 2014-08-18 1.17.492014-08-18 1.48.57-Wスクリーンショット 2014-08-18 2.35.36 スクリーンショット 2014-08-18 2.25.28

「横浜の森美術展7」がいよいよ始まった。海外作家4名、国内作家4名が展覧会オープニングに向けて、残り2週間、森の中での制作をはじめている。草を刈ったり、地面を平らにしたり、小枝を集めたり、削ったり、・・今のところ「地味」な作業がメインのようで、「完成」のイメージは端から見るとほとんど見えて来ない。アーティストは今、森の息吹を吸い込んでいるところだ。蝉の鳴き声と、チェーンソー、草刈り機の音がひびいて、昼間の森は少々騒がしい。

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[動画]Artists in Forest「横浜の森美術展7」公開制作はじまる

http://youtu.be/CEhIyblgIOg

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横浜の森美術展7

・公開制作   8.17sun~8.30sat

・オープニング 8.31sun 11:00~

・展示期間   8.31sun~10.5sun

・クロージング 10.5sun 10:00~

会場:ズーラシアに隣接した公園予定地(詳細下記)

・アート森フォーラム 8.24sun 15:00~

・ワークショップ 9.7sun / 9.14sun / 9.21sun

(詳細下記)

主催:GROUP創造と森の声

https://www.facebook.com/SouzoutoMorinokoe1997

http://blog.goo.ne.jp/souzoutomorinokoe

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昨年の「横浜の森美術展」レポートはこちらです。

https://takearteazy.wordpress.com/2013/11/07/forest-art-tour/

森のアートを巡るツアー「横浜の森美術展6」

アートツアー

快晴に恵まれた今年のオープニングアートツアー。昨年はしっとり雨でそれはそれで趣がありましたが、昼なお暗い森の中の作品巡り、木漏れ日と爽やかな風が心を浮き立たせます。参加者は細い森の中の小道を行列をつくるほど。去年よりも多い12名の作家は全員が顏を見せ、充実したツアーでした。

森を感じて、森で創って、森に展示する。だから森へ行かなきゃ見れません。11月10日(日)まで開催しています。

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森ラボ2013/横浜の森美術展6

2013年10月13日(日)~11月10日(日)

横浜動物の森公園予定地にて

主催:創造と森の声 www.morinokoe.jp

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田中

森のアートを巡るツアー「横浜の森美術展6」(01
「光を運ぶ」田中清隆 Kiyotaka Tanaka
「ちちよ、ちちよ、と。」木賀陽子 Yoko Kiga
「森の我が家」金井聰和 Toshikazu Kanai

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天野

森のアートを巡るツアー「横浜の森美術展6」(02
「見上げるために」天野浩子 Hiroko Amano

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ASADA

森のアートを巡るツアー「横浜の森美術展6」(03
「ワタシは森でパンクの木を描く」ASADA
「風立ちぬ」石黒和夫 Kazuo Ishiguro

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mori

森のアートを巡るツアー「横浜の森美術展6」(04
「森のスカート」岡 典明 Noriaki Oka
「森の不文律」森 大 Masaru Mori
「主なき庭2013」吉川陽一郎 Yoichiro Yoshikawa

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大野

森のアートを巡るツアー「横浜の森美術展6」(05
「森を覗く」水田有希 Yuki Mizuta
「fragmentary」大野晴美 Harumi Ohno
「Peace Offerring 2013 平和への提案」相原慶樹 Yoshiki Aihara

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案内:原田 暁(GROUP創造と森の声)

制作:TAEZ![た・え・ず]
撮影・編集:タカハシアキラ

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オープニングイベントの様子はこちらです。 https://takearteazy.wordpress.com/2013/11/04/labo-forest-2013-opening

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昨年、一昨年の様子をこちらでご覧ください。

「森の中の展覧会、「横浜の森美術展5」アートツアー」 https://takearteazy.wordpress.com/2012/10/31/art-in-forest/

「森で創る、森のアート。横浜の森美術展4開催中」 https://takearteazy.wordpress.com/2011/09/16/art-forest-2011/

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森を感じる、森の展覧会。横浜の森美術展6 森の中で開催中

「横浜の森美術展6」オープニング

台風一過の快晴の日曜日、「横浜の森美術展6」オープニングに行ってきました。

「横浜の森美術展6オープニングイベント」 http://youtu.be/hhW6Dlb0PpI

横浜線中山駅からどう行ってもバスと徒歩で30分以上かかる、アクセスがいいとは言えない所に会場の森があります。それでもわざわざ足を運ぶのは、森の中の展覧会の魅力をみんなは知っているからです。この日は50人ほどの参加者で森の広場はにぎわいました。

森を感じて、森で創る。「横浜の森美術展」の17年の歴史で一貫したスタイルがこれです。アーティストは森にやって来て森を感じて、森に滞在し森にある材料を使って、森で作品を創る。別の場所ですでにできた作品を持ってきて展示するということではないから、人も外の意識からすっと森の感覚にとけ込んで作品を観ることができます。

オープニング・イベントは開会セレモニーの後、森を巡って参加作家みずからが語る「アートツアー」がおこなわれました。(アートツアーの様子は順次編集して公開します)広場に戻ってランチパーティ、そして森のコンサート、パフォーマンスが行われ記念撮影を撮る頃は森は暮れはじめました。森では暗くなるのが早いのです。森におかれた作品にも夜が訪れます。

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森ラボ2013/横浜の森美術展6

2013年10月13日(日)~11月10日(日)

横浜動物の森公園予定地にて

くわしくは「創造と森の声」公式サイトで:www.morinokoe.jp

アートツアーの様子はこちらです https://takearteazy.wordpress.com/2013/11/07/forest-art-tour/

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昨年、一昨年の様子をこちらでご覧ください。

「森の中の展覧会、「横浜の森美術展5」アートツアー」 https://takearteazy.wordpress.com/2012/10/31/art-in-forest/

「森で創る、森のアート。横浜の森美術展4開催中」 https://takearteazy.wordpress.com/2011/09/16/art-forest-2011/

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森の中の展覧会、「横浜の森美術展5」アートツアー

横浜の森美術展5

森の中の展覧会、「横浜の森美術展5」アートツアーに行ってきました。
この日は朝から雨模様でしたが今年もすてきな出会いがありました。森で考えて創って森に展示する。だから森へ行かなきゃ見れません。11月18日まで開催しています。是非どうぞ。

横浜の森美術展5
2012 10/21 (sun) – 11/18 (sun)
主催:GROUP創造と森の声 www.morinokoe.jp

「森の織物」共同制作
「アリスのウサギの穴」山本麻世 Asayo Yamamoto
「二つの部屋」金井聰和 Toshikazu Kanai
「切り株の周り」片村 信 Shin Katamura

「Lines (ライン、線)」天野浩子 Hiroko Amano
「アリスのウサギの穴」山本麻世 Asayo Yamamoto
「森の椅子」共同制作
「まわる、ゆれる」石黒和夫 Kazuo Ishikuro
「主(ぬし)なき庭」吉川陽一郎 Yoshikawa Youichiro

「まっすぐイ」近田明奈 Haruna Chikada
「Kaleidoscope(万華鏡)」木賀陽子 Yoko Kiga
「peace offering 平和への提案」相原慶樹 Yoshiki Aihara
「draming(キツツキの音)」荒木美由 Miyu Araki

 

案内:原田 暁(GROUP創造と森の声)

制作:TAEZ![た・え・ず] http://www.takearteazy.wordpress.com
撮影・編集:タカハシアキラ

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メリーゴーランド工房、関心が高いですね。追加取材をしなければ…。ヨコトリあと1か月です。まだの方は山岡佐紀子さんの語りを参考に。荒神明香さんミヤケマイさん曽谷朝絵さんの展覧会は19日までです。お見逃しなく。

森で創る、森のアート。横浜の森美術展4 開催中

横浜の森美術展

15年目を迎える「創造と森の声」横浜の森で開かれる美術展。2011年8月14日に開催されたオープニングイベントの目玉「レクチャーハイキング」に参加しました。内外の14名の参加アーティストが自らガイドする贅沢な趣向です。原田暁さんの明晰で分かりやすい解説が作品をぐっと近づけてくれます。(1)から(8)まで、8本の映像にまとめました。ご覧ください。

この展覧会では、アーティスト自ら、現場すなわち森で発想し、森で創ること(しかも森にある材料を使って)を約束事として作品を制作し、展示します。もはや伝統にもなっているこのスタイルは展覧会の魅力をかたちづくる大きな特徴です。作品を見る人もわざわざ森まで足を運ばなければなりません。アーティストの創造力と森の自然と参加者の心が森で出会い、呼応します。森におかれた作品は自然の法則に従って変化し、最後には朽ち果てます。長い時間をかけて、アーティストと見る者の心がいっしょになるのです。それは森での出来事で他にはありません。

空調設備の整った美術館で行われている「ヨコハマトリエンナーレ」とあらゆる面で正反対の「横浜の森美術展」。同時期に行われていますので絶好のチャンス、見比べれば、それぞれの魅力が倍増されることでしょう。

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横浜の森美術展4

会場:横浜動物の森公園予定地(よこはま動物園ズーラシア隣接の森)

会期:2011年8月14日(日)から9月25日(日) 《森の展示》

くわしくは:www.morinokoe.jp

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●レクチャーハイキング(1)

Thomas May トマス・マイ(ドイツ)

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●レクチャーハイキング(2)

Madan Lal マダン・ラル(インド)

Kiyotaka Tanaka 田中清隆(東京)

Miwako Sakauchi 坂内美和子(千葉)

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●レクチャーハイキング(3)

Dadang Christanto ダダン・クリスタント(インドネシア)

Youichiro Yoshikawa 吉川陽一郎(横浜)

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●レクチャーハイキング(4)

Godai Watanabe 渡辺五大(大磯)

Aya Amano 天野 彩(相模原)

Thomas May トマス・マイ(ドイツ)

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●レクチャーハイキング(5)

Kestutis Benedikas ケスチュティス・ベネディカス(リトアニア)

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●レクチャーハイキング(6)

Hiroko Amano 天野浩子(東京)

Kazuo Ishikuro 石黒和夫(町田)

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●レクチャーハイキング(7)

Ri, Eung-Woo リー・ウンウー(韓国)

Thomas May トマス・マイ(ドイツ)

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●レクチャーハイキング(8)

Hiroaki Miyazaki 宮崎広明(藤沢)

Kazuhito Ebisawa 海老沢一仁(東京)

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今年も横浜の森にアートの妖精がやってきます。

「横浜の森美術展4」はじまります。森の声が届きました。

横浜の森美術展4

横浜の森美術展4いよいよ開催今年の夏、横浜の森に海外・国内の美術家14人の作品が制作展示されます!

横浜トリエンナーレは港でやっていますが、私たちは横浜 の森で開催するとてもやさしく豊かで、省エネな美術展です。

できれば同時に観て比較す るのも良いですね。

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会  場:

◆横浜動物の森公園予定地(よこはま動物園ズーラシア隣接の森)

◆JR横浜線中山駅周辺施設

会  期:

■2011年7月31日(日)から8月13日(土)  《制 作 期 間》

■2011年8月14日(日)から9月25日(日)     《森の展示期間》

■2011年8月22日(月)から9月3日(土)  《まち展示期間》

くわしくは:www.morinokoe.jp

リーフレット:artforest2011reaf

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会期中の催し:

●7/30~8/14 森のわくワークショップ(8/6と8/13は大雨翌日に順延)

★7/30.31「仮面づくりに挑戦」  ★8/6「火おこし体験と夜の森」 ★8/13「踊る木版リトグラフ」

●8/14 オープニングイベント(セレモニー、レクチャーハイキング、横浜ビックバンド演奏など)

●8/22~9/3 森とまちをつなぐ展覧会(中山駅周辺公共施設など)・アートツアー、スタンプラリー

●8/27中山えきちかコンサート(演奏 デキシーパン他)

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参加作家(予定)

●海外作家

Dadang Christanto  ダダン・クリスタント(インドネシア/ オーストラリア在住)

Madan Lal  マダン・ラル(インド)

Thomas May トマス・マイ (ドイツ)

Kestutis Benedikas  ケスチュティス・ベネディカス (リトアニア)

Ri, Eung-Woo リー・ウンウー (韓国)

●国内作家

天野 彩 (神奈川県相模原市)

天野浩子 (東京都町田市)

坂内美和子(千葉市)

田中清隆 (東京都)

宮崎広明 (神奈川県藤沢市)

海老沢一仁(東京都)

渡辺五大 (神奈川県)

吉川陽一郎(横浜市)

石黒和夫 (町田市)       計14名

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主催:GROUP創造と森の声

共催:横浜市緑区 (2011緑・芸術祭)/(公財)横浜市芸術文化振興財団

助成:芸術文化振興基金/横浜アートサイト/神奈川県文化芸術活動団体助成/EU-Japan Fest日本委員会

後援:横浜市環境創造局/横浜市教育委員会/横浜市文化観光局/横浜市旭区役所

協力:中山商店街協同組合/横浜市交通局/よこはま動物園ズーラシア/他

アクセス:JR横浜線、市営地下鉄 中山駅から30分 よこはま動物園ズーラシア隣接の森

詳しい日程内容等も www.morinokoe.jp をご覧ください。

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連絡先
     GROUP創造と森の声事務局 (石山)〒226-0015  横浜市緑区三保町939-17TEL/FAX:045-933-1460    090-9137-3329

e-mail:morinokoe2★yahoo.co.jp (★→@)

http//www.morinokoe.jp

横浜の森美術展3

8月23日からよこはま動物の森公園予定地(横浜市緑区三保町)で「横浜の森美術展3」が開催されています。会場は、よこはま動物園ズーラシアの北側で、現在開催中の開国博Y150ヒルサイドエリアに隣接しています。訪れた9月13日、主催のGROUP創造と森の声は、ヒルサイドエリアに出展中で、このヒルサイド会場から森へのアートツアーが行われました。

衛守和佳子「あなたに華を捧ぐ」
衛守和佳子「あなたに華を捧ぐ」

小林弘茂「森口sun」
小林弘茂「森口sun」
近田明奈「コモレビの庭」
近田明奈「コモレビの庭」
クリスチャン・ロスマン「2つの円」
クリスチャン・ロスマン「2つの円」
金森信昭「いし」
金森信昭「いし」

GROUP創造と森の声は、恵まれた自然環境を生かしたアート活動を通して、森の保護の新しいあり方を創造するとともにコミュニティを作ることを目的としています。森に関わる理由のひとつは、単に自然環境問題に取り組むのではなく、現代の生活環境において、以前は身近な存在だった自然が隔絶されたものになりつつあることを危惧し、あらためて自然のエネルギーを検証しようと考えたからです。グループのひとりは、「昔の里山をアートで耕す」という自己テーマを掲げて活動しています。

第3回展となる今回は、去年から継続して展示されている作品に、この夏、新たな作品が加わり、海外作家4名、国内作家13名によるインスタレーション19作品が森の中に点在しています。

去年、チップを蒔いたせいで窒息して根こそぎ倒れていた白樫の大木には、鮮やかな花が描いてたむけられ、同じ場所に眠っていました。森の主が大きな口を開けているかのような作品「森口sun」は、1年の間に歯が抜けてしまったので、入れ歯とインプラントで修復が施されていました。昼間、森の木漏れ日を貯めこんで、夜間発光させる蓄光樹脂でできた植物の作品「コモレビの庭」は増殖し、闇の中でぼぅっと光を放っている証拠写真が添えられていました。

赤いレンズの眼鏡をかけて黄色の板に寝転んで空を見上げる作品は、瞬時に思いもよらぬ赤い森を創造し、人も木々も森の空気までも普段とは異なる別世界へ引き込まれます。動物が見る夢をとらえ、その本質までを凝縮する「夢を取り込むための装置」は、ズーラシアが近いことを知ったオーストラリアの作家の作品です。木々の間にビニールシートを張り、ビニールシートどうしを垂直に糸で結んだ作品「共鳴」は、森の木の葉がこすれ合う音、森をぬける風の音、虫や鳥の声など自然を捉える巨大な糸電話です。

いずれの作品も森を深く観察し、耳を澄ませ、そこに棲む動植物に敬意が払われています。あなたも森の木漏れ日を受け、森の声を聞き、桂の甘い香りをかぎながら、叢のじゅうたんの上でアートを鑑賞してみませんか。

横浜の森美術展3  入場無料

【展示期間】 8月23日~10月3日 10時~16時

【開催場所】 よこはま動物の森公園予定地(ズーラシア隣接)

【お問い合わせ】 GROUP創造と森の声事務局 Tel. 045-933-1460

http://www.morinokoe.jp