建築家でパノラマ写真家の鹿野安司さんが、先日開催されて眠れる横浜の話題をさらった「大唐十郎展・路地の展覧会」のパノラマVR作品を公開しています。
http://shikanoyasushi.com/galleryB/daikaraten/index.html
まるで夢の世界。すなわち夢とは妙にリアルな質感を持っている世界、けっしてぼーっとしているわけではありません。緻密なリアリティこそ幻想の源です。
パノラマVRとは、上下左右360°の景観をインタラクティブに見ることのできる技術です。さまざまなフォーマットがありますが、鹿野さんはそのなかで特に肌理の細かい手法をとって、建築家ならではの構造とでティールにこだわったクオリティを表現しています。建築家の視点から、紅テントや劇団唐ゼミをはじめとする数々の「劇場空間」や興味深い創造的な空間をパノラマVRで記録し、表現する仕事を続けています。
http://shikanoyasushi.com/index.html
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こちらは、唐十郎21世紀リサイタルの写真(撮影は首藤幹夫さん)
http://www.flickr.com//photos/63537726@N06/sets/72157628064791835/show/