100年の歴史を見つめてきたホテル、  西野達《ホテル・ゲント》に泊まりませんか?

Gent-Sint-Pieters駅 photo Dirk Pauwels

ゲントはベルギーの北部、フランドル地方の人口25万人の都市です。童話『青い鳥』の作者メーテルリンクの故郷であり、フランドル美術の最高傑作ファン・アイク作の祭壇画《神秘の子羊》、花の祭典「ゲント・フロラリア」が有名です。

このゲントで行われるアートプロジェクト“TRACK”に西野達さんが参加します。

今回の作品は街の中心にあるGent-Sint-Pieters駅が舞台になります。この駅はゲント万国博覧会の直前の1912年に完成し、2016年まで駅の改修を含めた周辺の再開発が進行中です。

完成から100年目の今年2012年、時計台を取り込んだ記念史的な作品が地上24メートルに建設されます。駅の塔の時計を壁で囲み一室に収めると、それは見上げていたのとは違う巨大なサイズのものとして部屋の中で出現し、その見え方の変化とともに、パブリックな時計からプライベートなホテルルームの時計のように化ける質の変化ももたらせます。

2011年6月29日付のスケッチ ©Tazu Rous(西野達)

写真の上に描きこんだプラン  ©Tazu Rous(西野達)

【ホテル・ゲント】 http://www.hotel-gent.net

このHPはスキップしないでご覧で下さい。作品の概要がよくわかります。

宿泊の予約は建物の完成日が決まり次第、始まります。短時間で完売しますので、ご希望の方には定期的にチャックをお勧めします。

西野達(Tazu Rous)、別名 大津達、西野竜郎、西野達郎

1960年名古屋生まれ、ベルリンと東京に拠点を置き、世界各地でプロジェクトを発表。大胆な発想の作品は多くの人を引きつけ、意識していない日常に気づかせてくれる。

最近の作品では、2005年の横浜トリエンナーレで中華街の東屋をベッドにホテルの部屋にした《ヴィラ會芳亭》、2010年のあいちトリエンナーレでは「愛」の文字をイルミネーションで飾りクレーンで吊り上げた《転がる愛知》、2011年にはシンガポールビエンナーレで国家のシンボルを取り込んだ《マーライオンホテル》。

2005年、ゲント市立現代美術館(SMAK)の招待で2つの作品を制作した。Speak of devil 2005 Gahent(悪魔の話:館長室の床から街灯が伸びる)、Gott erscheint am Kopfkissen 2005Ghent(神は枕の上に現れる:女の子の部屋にキリストが現われる)。

TRACK

ゲント市立現代美術館(SMAK)の芸術ディレクターが中心に行うアートプロジェクト。SMAKは1975年に活動を開始し、1986年「シャンブル・ダミ(友達の部屋)」、2000年「オーヴァー・ジ・エッジズ」と、社会や住民との関係を重視したプロジェクトを街中で行なってきた。

今年もゲントをテーマに国際的に活躍する41人の作家が新作を発表、日本からは西野達、川俣正が参加する。

SMAK、ゲント美術館(MSK)、ゲント市博物館(STAM)などミュージアムが集まる地区、ゲント大学周辺、旧市街中止部など6地区の屋内外を会場に展開。期間中はオペラ、クラッシク、ジャズ、ワールドミュージックなど音楽、演劇、パフォーマンスも多数開催。

【期  間】2012年5月12日~9月16日 *屋内展示は月曜休み

【時  間】12:00~18:00

【チケット】一般10ユーロ、団体(15名以上)7ユーロ

*屋内展示のチケットは期間中すべての展示個所に入場できる。

ウェブサイトwww.track.be  Eメール info@track.be

ゲント市立現代美術館(SMAK) 10:00~18:00(木曜23:00まで)、月曜休館

                                     記事:はしもと のりこ

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