Life in a Day

life in a day

7月24日。この世界で起こる出来事、日常の一コマを記録しよう。

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Life in a Day

2010年7月24日を世界中で記録する。

リドリー・スコット プロデュースの実験的ドキュメンタリー映画。

http://www.youtube.com/lifeinaday

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(リドリー・スコットはAppleの伝説的な長編CM「ハンマーウーマン」や、やはり伝説的なSF映画「ブレードランナー」の監督であります)

「記録」ではあるがTLのコンセプトはTwitter的ともいえそう。世界各地で同時に映像を記録するという試みは何度も行われていますが、YouTUBEのチャンネルを使って誰でも(素人でも)動画を投稿できるというところが新しめですね。

そして、女たちのドキュメンタリーはつづく

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杉本暁子監督

「海岸通団地物語~そして、女たちの人生はつづく~」を見た。CREAM(ヨコハマ国際映像祭2009)コンペティション国内長編作品に選ばれた(残念ながら入賞は逃したが・・)ヴィデオ映像、奇をてらわない素朴な表現が好感の持てるドキュメンタリーだ。

高層ビルが建ち並びきらびやかなみなとみらい地区に隣接して建つ古い団地、物語はその団地に住む女性画家の引越しの風景、彼女の語りから始まる。そして、監督の杉本曉子さんが何故この映画を撮ることになったか、最初は住民に警戒されながら次第にとけ込んでゆく様子が描かれる。

最初見ていて、もっとディテールが欲しいと思った。壁のシミとか、使い込んだ家具とか、そういうもの言わず静だが雄弁な「物たち」の質感が見たいと思った。そう思っていたら後半に、老婦人が料理する手元、大根の皮むきのクローズアップや半分しか映らないテレビ受像機とかたくさん登場してきた。

上映後のトークで彼女自身が明かしていたが、当初はどんな映画にしようかかなり迷っていたとのことだった。テーマが「団地」から「人」にシフトしていき、息づかいが聞こえてくる。自分自身の生き様と重なってきつつある「被写体」にカメラはためらいながらも執拗に疑問をぶつける。

トークで蔭山ヅルさんが巧みに杉本さんの胸の内を引き出す、さすがにうまい。本当は昔から映画を作りたかったのに、わざわざ遠回りしてやっとここにきたこと。そして、「映像の暴力」について監督に迫った。「団地マニア」と思われて警戒されながら通い続けて、プレゼントをもらうまでに受け入れられた彼女だが、最後の編集段階になって「ノー」を言われる、やはり立ち入られたくないところにまでカメラは入らざるを得ないのか。

杉本監督は明るく答える。「そういう時は説得します。」「撮られる側の立場もありますが、私の立場もあります。私はどうしても撮りたいのだから何時間かけても説得します。絶対いい作品になりますからって。」ストレートさはあらゆるモヤモヤを晴れさせる最大の力だろう。

映画に登場した画家の平山さんの作品が、不思議な縁でCREAMの会場(新港ピアのラボスペース)を飾っているらしい。蔭山さんのプロデュースだ。杉本さんがこれからも追い続けたいと考えている平山さんが、「創造都市」横浜でどこへ向かうのか僕も見てみたい。

(高橋 晃)

>作品詳細 https://takearteazy.wordpress.com/2009/10/31/danchimonogatari/

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海岸通団地物語 〜そして、女たちの人生はつづく〜

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2008年から撮り続け、現在も続行中の自主制作ドキュメンタリー、念願のヨコハマ上映。

「海岸通団地」とは万国橋の袂にある昭和30年代に建てられた古い団地です。すでに取り壊されてしまった帝蚕倉庫はこの団地の並びにありました。背後にそびえるランドマークタワーとのコントラストに心をひかれた監督の杉本曉子さんは実は横浜トリエンナーレサポーターでもありましたが、この団地の最後の姿をカメラに収める活動に徐々にのめり込んでいきました・・・、そして2009年5月ついに映画は完成、ヨコハマ国際映画祭2009での上映が決まりました。

http://www.ifamy.jp/programs/single/442/#screening/442/artwork/384

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CREAMヨコハマ国際映像祭2009

コンペティション国内長編作品

「海岸通団地物語 〜そして、女たちの人生はつづく〜」監督/杉本曉子

■日 時 2009年11月7日(土)

■時 間 12:00~13:25

トークイベント 14:00~14:30 杉本曉子(監督)×蔭山ヅル(ART LAB OVA)

■場 所 東京藝術大学大学院映像研究科 横浜校地 馬車道校舎 大視聴覚室

地 図 神奈川県横浜市中区新港2丁目5

(みなとみらい線「馬車道」駅下車、5・7番出口すぐ)

■料 金 当日/1,300円    前売り/1,000円

■問合せ 090-1859-0292(すぎもとあきこ)

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チラシダウンロードleaf_danchi

[作品概要]

2008年大晦日。

横浜のみなとみらいにある団地の中で

住民たちと一緒に『私』は新しい年をむかえようとしていた。

この街では午前0時になると

除夜の鐘のかわりに湾内の船が

いっせいに汽笛を鳴らすらしい――

きらびやかなランドマークタワーと

周囲のド派手な夜景が目を引く中で

ぽつん、とわすれられたように存在する団地がある。

『あの箱の中には一体どんな暮らしが詰まっているのだろう?』

ちょっとした好奇心から

29歳ハケン事務OLの『私』は

週末ビデオカメラを片手に

団地へ通うようになった。

最愛の息子を亡くした水彩画家の女性

荷物の山に埋もれて1人暮らす女性

ケンカしながらも愛し合う寝たきりの夫と妻etc

そこには窓の数だけ異なる『暮らし』があった。

2009年1月からはじまる取り壊し工事を目前に

ノスタルジーに浸る団地の外の人たち。

そんな彼らを横目にたんたんと生活をつづける

団地の住民たち。

住民たちと親しくなってゆくうち

『私』の団地に対する目線とまた変化してゆく……

そんな、団地と『私』の8ヶ月を描いた作品です。

エンディング&挿入曲

中村裕介ROXVOX「横浜市歌ブルースバージョン」

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