「脱原発ポスター展」創造をパワーに

脱原発ポスター展

「脱原発ポスター展」 http://nonukeart.org/

文科省が主催する「原子力ポスターコンクール」というのがあった。つい最近そのサイトはひっそりと削除された。子どもにその自由な想像力でポスターを描いてもらうというというのは定番のキャンペーン手法で、印刷して配布してもよし、電車の中や駅を飾っても話題になる、創造的でほほえましくもあるなかなかステキなイベントだ。いや、だった、と言うべきか。

原子力災害の収拾に向けた問題に関して首相を補佐するために内閣官房参与に任命された小佐古敏荘氏(東京大学大学院教授)が4月29日に突然辞任した。その理由のひとつは、福島県における小学校などの校庭利用の線量基準を、年間20mSvとするのはヒューマニズムの観点から受け入れがたいというものだ。

子どもが放射線の被害を受けやすいという事はチェルノブイリから学んでいる。子どもをダシに原発の安全をうたうことは、小佐古氏ならずとも許しがたいことだ。「原子力ポスターコンクール」の作品を見ると、今回の事件が起こってからなおさら、切なさがこみ上げてくる。これを描いた子どもたちは今どう感じているのだろう? サイトは削除されたが心に負ったものはなかなか消えないだろう。デザイン教育と広告的手法のあり方についてもう一度考える必要がある。その意味合いでコンクールを複製したサイトがある。

「デザイン思考」文部科学省「原子力ポスターコンクール」の受賞作品からデザイン教育の意味を考える。 http://www.design-thinking.jp/2011/04/blog-post_07.html

「脱原発ポスター展」は「原子力ポスターコンクール」に対抗して開催されたという。クリエイティブ・コモンズのライセンスに基づいて、誰でも自由に使える。たとえばデモに参加する時のプラカードとして使う事ができる。参加作品を見ると、インパクトがある作品や、カラフルで明るい肯定的なメッセージのデザインもあり、こんなプラカードなら持ってデモに参加したい、というモチベーションに繋がりそうだ。

「脱原発ポスター展」 http://nonukeart.org/

「復興支援ポスター」配布サイトというのもある。 https://takearteazy.wordpress.com/2011/03/25/cheer-poster/

(txt: ushinox)

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