11月に再始動したトリエンナーレ学校、サポーターは何を期待されているのか

横浜トリエンナーレ2011開幕まであと8か月と少し。具体的な内容は見えてこないが、過去の横浜トリエンナーレよりもダウンサイズしつつも、質の高い国際展を目指すようだ。どんな作家が選ばれ、どんな作品が生まれるのだろう。

「横浜トリエンナーレ学校」は2010年1月から4月までに4回開催されたが、ディレクターが決まり、「再始動」した。名称も「横浜トリエンナーレ2011トリエンナーレ学校」と改め、11月24日に第1回が開催された。逢坂氏は一般的な意味で「ボランティア」、天野氏は横浜トリエンナーレ2011における意味で「サポーター」という言葉で語った。サポーターに期待されること、サポーターができること、サポーターがやりたいことはなんだろうか。

第1回横浜トリエンナーレ2011トリエンナーレ学校■
「トリエンナーレ学校の意味するもの」

日時:2010年11月24日(水)19:00~20:30

会場:ヨコハマ創造都市センター3階

【第1部】最新!横浜トリエンナーレ2011とサポーター活動

講師:逢坂恵理子(横浜トリエンナーレ2011総合ディレクター、横浜美術館館長)

まず初めに、横浜トリエンナーレ2011の概要について期間や会場の説明があった。横浜でトリエンナーレを開催する意義として、横浜が約150年前に開港し外に向けて開かれた地であること、異文化と交流する進取の気性に富んだ場所であること、創造都市構想が進められていること、みなとみらい21地区には商業・ビジネス・文化・アクセスなどの条件がそろっていることをあげた。また、過去3回において主催者のひとつであった国際交流基金が退いて横浜市に主軸が移り、横浜美術館を主会場とし、ソフト面・ハード面でも中心となる、第4回は次につなげる正念場でもあるとも述べた。

次に展示については、アーティスティック・ディレクターの三木あき子氏が掲げたコンゼプト「世界をどこまで知ることができるか」をあげ、技術革新や科学の発展を超えたものの存在に眼を向け、忘れ去られていた価値観や人と周辺との関係を示唆する作品を自分の目で見て読み取ってほしい、現代美術のほかに、横浜美術館所蔵作品も含め古今東西の作品を展示し、アートの力を体験できるものにすると語った。

そして、体験的に知る「見る」、市民サポーターを育む「育てる」、他の教育機関やNPO、他の分野とつなげる「つなげる」を柱にサポーターと共に横浜トリエンナーレ2011を作っていく思いを示した。

ボランティアは、奉仕や社会貢献と捉える人が多いかもしれないが、自発的に関わるという意味がある。ボランティアの性質、自発性・利他性・無償性・先駆性・補完性・自己実現性の中で、アート・ボランティアは特に自己実現性の部分が大きいため、主催者側がボランティアひとりひとりとの関係性を作り、モチベーションを維持させるよう知恵を絞る必要がある。アート・ボランティアは美術を伝える仲介者であり、異質に交わり、異質を許容し、異質に学ぶもの。アートを介して人間らしく生きるためのネットワーク作りを行うなど、ボランティアの意識と責任について考えを話した。この部分は、3月24日の同氏の講演「美術界のメディエーター、アート・ボランティアの解題」と重複するため、詳細は以下を参照ください。

横浜トリエンナーレ学校vol.3 「美術館のメディエーター」記録文http://yokotorisup.com/report-column/2010/11/news-44.html

 【第2部】サポーター規約とサポーター活動の内容

講師:天野太郎(横浜トリエンナーレ2011サポーター事務局長、横浜美術館主席学芸員)

アーティストが地域活動に大きな役割を果たすようになった。サポーターには市民にあまりなじみがないトリエンナーレを知らせ、横浜の魅力掘り下げる広報・宣伝をお願いしたいと述べ、サポーター規約、サポーターの活動内容などについて説明があった。また、来年3月にはアーティストの発表、4~6月にはサポーターがチームに分かれて活動するとの意向を示した。

 サポーターの主な活動は次の通り。

「横トリおもてなしチーム」来場者に横浜トリエンナーレや横浜の街を楽しんでもらえるようなおもてなし。会場内での看視、来場者へのインフォメーション案内、ルートガイドマップ作りなど。

「横浜トリ宣伝チーム」チラシ配布、ブログやツイッターなどのコンテンツ作り、横浜市内各所での横浜トリエンナーレの説明会運営など。

「アーティストサポートチーム」アーティストの作品制作の手伝い。

「事務局お助けチーム」サポーター事務局の運営補助。トリエンナーレ学校の運営補助、参加作家についての勉強会、事務局の要請による記録やイベント運営補助など。

 詳細は以下を参照ください。

横浜トリエンナーレサポーターとは?http://yokotorisup.com/about/yokohama-triennale-supporter.html

 ●横浜トリエンナーレサポーター事務局  「コラム・レポート」に記録文があります。                    www.yokotorisup.com  

録画ビデオ http://www.ustream.tv/discovery/live/all?q=yokotori 

●横浜トリエンナーレ2011公式HP  http://yokohamatriennale.jp/index.html

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